あるスキャンダルの覚え書き
ストーリー
ロンドン郊外にあるセントジョージ総合中等学校で歴史を教えるバーバラ・コヴェット(ジュディ・デンチ)は、非常に厳格な態度で生徒に接することで知られているベテラン教師。
同僚や社会に対しても常に批判的な上、斜に構えた態度や歯に衣着せぬ物言いで
周囲からは疎まれてもいた。
孤立しているバーバラはある日、労働階級の子供たちばかりが通う学校に現れた場違いな美術教師シーバ・ハート(ケイト・ブランシェット)に目を留める。
「彼女こそ、私が待ち望んだ女性に違いない」と心ひそかに興奮するバーバラは、シーバの様子にこっそりと目を配り、日記に彼女のことを夜毎書き綴る。
そんなある日、シーバの受け持つクラスで騒動が起こる。
偶然、通りかかったバーバラが殴り合う男子生徒を一喝し、騒ぎを収拾。シーバは心からの感謝をバーバラに捧げ、バーバラを自宅に招くことになった。
美容院で髪をセットし、花束を手にいそいそとシーバ宅を訪れたバーバラを出迎えたのは、シーバの夫リチャード(ビル・ナイ)と長女ポリー、そしてダウン症の長男ベン。
幸せを絵に描いたようなブルジョワ家族の休日をシニカルに見つめるバーバラだが、食後にシーバから人生の不満や夢を打ち明けられ、彼女との友情を再確認するのだった。
しかし、この友情はバーバラが思っているほど神聖なものではなかった。
セントジョージ校で演芸会が行われた夜、姿の見えないシーバを探しに美術教室に向かったバーバラは、シーバが男子生徒とセックスしている姿を目撃する。
少年は以前、バーバラが叱り飛ばしたスディーヴン・コナリー(アンドリュー・シンプソン)だった。
2人の関係に気づかなかった自分を呪ったバーバラは数日後、シーバをパブに呼び出して、すべてを告白させる。
シーバはバーバラの厳命を聞き入れ、コナリーとの別離を明言。
秘密を握ったバーバラとシーバの間には、微妙なパワーバランスの友情が培われ始める。
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